おはこんばんちは、chan14です。
(「おはこんばんちは」が分からない方はググってください)
久しぶりに写真ネタです。
そもそも、娘以外の写真を撮ったのが久しぶり。
で、今回はメジロの撮影をしました。
この時期(2〜3月)になるとInstagramやTwitterで沢山のウメジローの写真を見かけます。
素敵な写真を目にする機会が多いわけですが、出来れば自分でも撮りたいですよね。
ということで、自分が気をつけたことを整理します。
目次
羽ばたくメジロを撮る方法
まずは機材的なことから。
「初心者でも簡単に」「羽ばたくメジロ」という条件で考えます。
ボディはプリ撮影対応のカメラ
「プリ撮影」機能を備えていることをお勧めします。
枝に止まっているメジロを撮る場合は不要な機能です。
ちなみに、私のカメラも対応していますが普段全く使わない機能の為、昨年メジロを撮った時は知りませんでした(^^;
プリ撮影とは
初心者の方も見てくれている事を前提に超簡単に書きます。
シャッター押す前の写真を保存してくれる素晴らしい機能です。
富士フイルムだと第4世代のセンサー(X-Trans CMOS4)とエンジン(X-Processor 4)を搭載しているモデルなら対応している機能です。
(X-T3以降のモデルで、X-Aシリーズ、X-T3桁シリーズを除くものですね)
ミラーレスカメラであれば中級機くらいから対応しているイメージではないでしょうか。
レンズは望遠ズーム
レンズは望遠ズームがあるといいでしょう。
場所にもよるので一概には言えませんが35mm判換算で70〜300mmくらいが程よいでしょう。
私の持っているズームはXF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WRというデカいレンズです。
当然、このレンズで撮れるのですが正直、メジロの撮影には向きません。
重すぎて腕がパンパンになります。
そして実際に使う焦点距離も100〜200(35mm判換算150〜300程度)がほとんどです。
なので、各メーカーのキットレンズなどに使われている望遠レンズがちょうどいい感じです。
羽ばたくメジロを撮る設定
- シャッタスピード1/4000
- 絞りは出来るだけ絞る
- ISO感度は必要に応じてあげる
- プリ撮影
- トリミング前提
シャッタースピード
羽ばたくメジロを撮る場合、シャッタスピードは1/4000以上をお勧めします。
こちらは昨年撮ったメジロです。
当時、プリ撮影知らなかったので感でシャッターを押して撮った奇跡の1枚です。
しかし、残念なことにメジロが若干ブレてしまっています・・・orz
という事でこんな残念なことにならないように1/4000以上で撮ることをお勧めします。
絞り
絞りは出来るだけ絞る(F値を大きく)といいです。
メジロの飛ぶ方向は全く予想出来ません。
少しでも打率をあげるために大丈夫な範囲で絞ることをお勧めします。
ISO感度
上記2点の条件を満たすと自ずとISO感度は上がっているはずです。
曇っていたこともありますがトップの写真はISO6400で撮っています。
最近のカメラは高感度でも綺麗に撮れるのでここは必要に応じて上げてしまいましょう。
多少ノイズが出たとしても被写体ブレしたり、ピントが外れているよりは全然いいです。
プリ撮影
プリ撮影機能がある場合はプリ撮影に設定します。
上の写真は11コマ/秒で撮った写真から連続の3コマを抜き出したものです。
羽を広げた次の瞬間には羽をたたんで突撃!みたいな体勢になっています。
こんなものを狙って撮るのは不可能です。
プリ撮影機能を使っても飛んだ後に確実にシャッターを押しましょう。
ない場合は昨年の私みたいに感で撮ってください(笑)
トリミング
撮る時はトリミング前提で少し広めの画角で撮る方がいいでしょう。
先ほどの写真でもわかるように一瞬で移動します。
ガッツリ寄った状態で待ち構えてもメジロが羽を広げた時にはフレーム外という可能性があります。
まとめ
シャッタスピード1/4000以上、出来るだけ絞る、ISO感度は容赦なくあげる、プリ撮影の設定をしたら撮ってみましょう。
ただ、メジロはどっちの方向に飛んでいくか分かりません。
枝に隠れてしまったりお尻を向けてどっか行ってしまったり・・・ということが多く理想の構図になることは稀です。
根気よくメジロがいい感じに飛んでくれるのを待ちながら撮影しましょう。