Affinity Photo

【Affinity Photo】ぼかし機能で疾走感を加えて流し撮り風にする方法!

おはこんばんちは、chan14です。
(「おはこんばんちは」が分からない方はググってください)

普通の写真を流し撮りっぽく編集をしたい!
とか、写真に躍動感、疾走感を与えたい!ということ、ありませんか?

それ、Affinity Photoで簡単に出来ますよ(^^)
この記事では、動きのない写真を流し撮り風に加工して、疾走感を加える方法をご紹介します。
この記事でご紹介する方法を覚えておくと、色々と応用が効くので表現の幅が広がります。

今回は上の写真のような編集をしていきます。

目次

流し撮りとは

先ほど見ていただいた写真でお分かりかもしれませんが、流し撮りとは、シャッタースピードを抑え、被写体の動きに合わせながらカメラを動かす事で、背景をブレさせてスピード感を出す撮影方法です。

この写真はシャッタースピード1/2で流し撮りしたものです。
電車も少しブレてしまっていますね・・・
しかし、電車が走っている事が感じられす写真になっています。

Affinity Photoで疾走感を加えて流し撮り風にする!

では、早速やっていきましょう。

主題を複製する

こちらのミッキーが乗車した車でやっていきます。

左のメニューから「選択ブラシツール」を選んで、主題(ミッキーと車(次からはミッキー号とします))を選択。
選択ブラシツールは「W」がショートカットになっています。

ミッキー号を選択したら、右のレイヤからコピー▶︎ペーストで選択範囲を複製します。
もちろん、「⌘(Command)」+「C」▶︎「⌘(Command)」+「V」でも選択範囲の複製が可能です。
これで、主題の複製が出来ました。

モーションぼかしを使って、背景を流す

主題を複製したら「esc(エスケープ)」で選択解除をします。

上のメニューから「フィルター」▶︎「ぼかし」▶︎「モーションぼかし…」を選択します。
この時、複製されたレイヤーが選択されていますが、元の画像である背景を選択し直しておきます。

モーションぼかしの半径と角度を決めます。
今回の場合、ミッキー号が左から右に走っているようにしたいので、回転は0°、半径は500pxとしました。
※スライダーを動かすだけでは100pxまでしかいきません。

複製した主題の位置を調整する

背景のミッキー号が左右にボケて伸びているので、右に移動させます。

複製したレイヤーを選択し、移動ツールで右に移動させるとだいぶ疾走感が出てきました。
ここで完成!と考えたのですが、せっかくなのでタイヤも回転させましょう。

【おまけ】放射状ぼかしでタイヤを回転しているように見せる

タイヤを回転しているように見せるには放射状ぼかしを使います。

楕円マーキーツールでタイヤを選択

タイヤを選択するのには「楕円マーキーツール」を使います。
「M」がショートカットになっていて、短形▶︎楕円▶︎列▶︎行▶︎フリーハンドと切り替えることが可能です。
「Shift」を押しながらドラックすることで真円にすることが出来ます。
この時の注意点は前輪と後輪は別々で放射状ぼかしをかけるので、片方だけを選択してください。

放射状ぼかしでタイヤを回転しているように見せる

片方の車輪が選択出来たら、上のメニューから「フィルター」▶︎「ぼかし」▶︎「放射状ぼかし…」を選択します。

すると、選択範囲がおかしな事になっていますが安心してください。
これは、回転の軸が写真の中央になっているからです。
タイヤの中心あたりにカーソルを合わせてクリックすることで回転の軸を変更出来ます。

ちゃんと、回転しているように見えますね。
同じ事を前輪でもやります。

完成・まとめ

完成しました。
とてもお手軽に流し撮りっぽい写真に出来ましたね。
細かいところでは、ミッキー号の輪郭を少しぼかすことで、より完成度が上がります。
興味がある方は色々と試してみると楽しいですよ(^^)




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