おはこんばんちは、chan14です。
(「おはこんばんちは」が分からない方はググってください)
写真編集ソフトで出番が多い、写真の切り抜き。
選択ブラシツールを使った人物の切り取りはこちらの記事で紹介しています。
今回はペンツールを使った切り取り方法を紹介します。
人物や動物など、毛があったりするものは選択ブラシツールを使うと綺麗に切り取れますが、モコモコ、フサフサしていない物はペンツールの方が便利な場合もあります。
直線を含んだものを切り取ったときに、線がガタガタになってしまったり、背景と色が似ているところの選択がうまく出来なかったりといった経験はありませんか?
そんな時に使えるのがペンツールでの選択です。
選択ブラシツール、ペンツールの使い方を覚えておくと、切り取りたい被写体に合わせてツール選択が可能になります。
ということで、今回はペンツールを使った切り取り方法をご紹介します。
目次
Affinity Photoの選択ブラシツールがうまくいかないケース
まず、選択ブラシツールでは効率が悪そうなケースを見てましょう。
上の写真のスマートウォッチを切り取ろう(選択)しようとすると、背景と色が近い為、選択ブラシツールでは綺麗に選択出来ないケースがあります。
コントラストなどを調整後に選択をすることで、ある程度うまくいきますがそれでもベルトの直線部がガタガタになってしまったりします。
こちらの写真は選択ブラシツールで選択した状態です。
綺麗に選択出来ているように見えますが・・・
マスクをかけて拡大してみると、ベルトの直線部がガタガタ。
写真は割愛しますが、時計本体の右下の影になっているところもガタガタです。
特に物撮りでは、影になっているところの選択がうまくいかないことが多いです。
Affinity Photoのペンツールで選択をする
ということで、こんな時に簡単、綺麗に選択出来るのがペンツール!
早速やっていきましょう。
ペンツールを選択して、境界線の色を見やすい色に選択、モードをペンモードにします。
ペンツールを使って、スマートウォッチを囲みます。
綺麗に囲めたら、右上のマスク(そのまま切り取った状態になる)または、選択範囲(複製したりする)をクリックすることで切り抜きが出来ます。
ちなみに、ペンツールの使い方に慣れていない場合は、適当に被写体を囲うように数ヵ所に点を打って、後からノードを使って、直線を曲げたりすると簡単です。
【Affinity Photo&Affinity Designer共通】初心者でも簡単!ペンツールとノードを使いこなす!
ペンツールの詳しい使い方はこちら。
マスクをかけたら完成です。
綺麗に切り取れていますね。
拡大しても綺麗ですね。
まとめ
商品の切り抜きなどを行う場合は、ペンツールを使った方が簡単、綺麗に出来るケースが多そうです。
フワフワ、モコモコしたようなものには向かないので、そういった時は選択ブラシツールを使うといいでしょう。