おはこんばんちは。chan14です。
今回は上の写真のように、被写体をサラサラと散るような編集方法をご紹介します。
表現方法が分からないので「分散効果」とします。
目次
分散効果の写真編集方法
さて、それではやっていきましょう。
今回、ご協力頂くのはこちらのビール。
このビールをサラサラと散らせます。
レイヤーを複製する
まず、この写真を2枚複製します。
「⌘」(WindowsはControl)+「C」でコピー、「⌘」+「V」で貼り付け。
同じレイヤーが3枚になりました。
1番下のレイヤーのビールを消す
次に1番下のレイヤーのビールを「インペインティングブラシツール」で消します。
このとき、上の2枚のレイヤーは非表示にしておきましょう。
ショートカットキーは「J」です。
上の写真のようにざっくりとなぞって、下のように大体消えていればOKです。
1番上のレイヤーのビールをゆがみペルソナで延ばす
続いて、「ゆがみペルソナ」で缶を変形させます。
1番上のレイヤーを選択して、左上のメニューから「ゆがみペルソナ」に移動します。
「ゆがみ前に押し出しツール」を使って、缶を左上に伸ばしていきます。
グイグイ変形させます。
ガッツリと上の写真くらい変形させましょう。
そうしたら左上の「適用」をクリックして、「写真ペルソナ」に戻ります。
1番上のレイヤーにマスクレイヤーを追加する
先ほど変形させたレイヤーにマスクレイヤを追加します。
マスクレイヤー「だけ」を選択した状態で「⌘」(WinはControl)+「I」をクリックします。
(面倒ですがブラシツールの黒でマスクを塗り潰してもOK)
そうすると、1番上のレイヤーが見えなくなります。
ひとまず、このレイヤーはこのままにしておきます。
2番目のレイヤーにマスクレイヤーを追加する
先ほどと同じように2番目のレイヤーにもマスクを追加します。
※今度は「⌘」+「I」はしません!
ペイントブラシツール(ショートカットは「B」)を選択したら、ブラシの種類を「スプレーと飛沫」から適当に選択します。
(実際に塗りながら選択、ここでは1番下のブラシを選択しています)
ブラシの色を黒に設定して、ビールの上を塗ると上の写真のようにビールが欠けていきます。
1番上のレイヤーに戻って、マスクレイヤーを白で塗る
1番上のレイヤーに戻って、マスクを選択してブラシで白く塗ります。
ブラシの種類、塗り具合を調整してサラサラ散っている感を出して完成です。
まとめ
ブラシの種類とサイズ次第で表現が変わりそうです。
石像なんかを細かいブラシを使ってみたら、結構リアルに風化して飛んでくような感じになりそうですね。