おはこんばんちは、chan14です。
今回はAffinity Photoで任意のものを発光させる方法をご紹介します。
発光させる方法ですが、レイヤーのブレンドモード「覆い焼きカラー」を使う方法と、「加算」を使う方法の2種類を紹介しますので、お好みや写真によって使い分けてみてください。
目次
覆い焼きカラーで発光させる方法
まずはAffinity Photoの覆い焼きカラーを使って発光させる方法から。
ちなみに私はこちらの方法が好みです。
では、やっていきましょう。
この写真は、数年前に家の庭に突如生えたキノコ。
記念に(?)撮っておいたので、活躍してもらいます。
写真の露出を下げる
この写真をそのまま使うと発光させても、分かりづらいので露出を下げておきます。
最初から暗めの写真を使う場合は、次に進んでOK!
後々の作業が分かりやすいように、ガッツリ下げておきます。
黒の長方形を追加する
写真全体に被さるように黒の長方形を追加します。
ここで、ブレンドモードを「覆い焼きカラー」に変更しておきます。
そうすると、元の写真が見えます。
長方形をペイントブラシツールで光らせた場所を白で塗る
長方形のレイヤーを選択した状態で、ペイントブラシツールを使って、発光させたい部分を白で塗ります。
このとき、不透明度、流量、硬さを調整して、ふんわり光っているっぽく見えるところを調整します。
ここでは不透明度40%、流量21%、硬さ11%とします。(ぶっちゃけ適当)
まずは全体、発光している部分と、その周りを少し光らせます。
これだけでそれっぽく見えます。
これで完成でもいいのですが、もう少し手を加えていきます。
オーバーレイを使って、幻想的な色にする
青い長方形を追加して、ブレンドモードをオーバーレイにします。
この状態でもう少し調整。
キノコの頭の部分が白過ぎるので、周りの色に合わせます。
最初に追加した長方形の中に、ピクセルレイヤーを追加します。
追加したピクセルレイヤーをペイントブラシツールで塗り塗りします。
ちょっと寂しいので、アセットで胞子っぽいのを飛ばしてみます。(無料のアセット)
完成です。
同じ方法で、石を光らせて、飛行石みたいなのも作って見ました。
こっちの方が上手に出来ていますね。
加算で発光させる方法
続いて加算で発光させる方法をご紹介します。
発光させたい被写体を選択、複製
光らせたいキノコを選択して、選択範囲を複製します。
複製したレイヤーのブレンドモードを「加算」にする
複製したレイヤーのブレンドモードを加算にします。
これで複製したキノコが明るくなり、少し光っているように見えます。
ガウスぼかしをかける
ぼかしをかけることで、ふわっと発光している感が出ます。
まずは半径5px程度に設定します。
レイヤーを複製して、ガウスぼかしの半径を変えていく
ガウスぼかしの半径を変えていくことで、光のボヤッとした感じを表現出来ました。
レイヤーの数、ガウスぼかしの半径は写真であったり、光らせたい被写体の大きさによりますので、調整しながら試してください。
露出調整で周りを暗くする
キノコの発光をさせたら、周りを暗くします。
横着して、先ほど使った露出調整の☑︎チェックを入れて、有効にします。
いい感じですね。
露出調整のレイヤーは複製したキノコのレイヤーより下にしましょう。
そうしないとキノコも暗くなっちゃいます。
オーバーレイを使って幻想的にする
こちらでもオーバーレイを使って幻想的に仕上げます。
これも横着して、先ほどの長方形とアセットを有効にします。
完成です。
まとめ
今回使ったのは、覆い焼きカラーと加算。
どちらも簡単ですね。
発光させる被写体が何かに接している場合は覆い焼きカラーで、その周りも少し光らせる。
単体を光らせるだけなら加算が向いているように感じました。
あとは、どのようなアイディアが出てくるか!?次第ですね。