宙玉(そらたま)ってご存知ですか?
調べればすぐ出てくるので超簡単に説明するとレンズ前に透明球を付けて、その球に写った物を撮る事です。
専用のレンズがあったり、工作の方法なんかの記事もたくさんあります。
が、今回は外出自粛の強い味方!Affinity Photoで再現しちゃいます!
宙玉レンズ風レタッチの手順
- Affinity Photoで写真を開く
- 写真をコピー&円の作成
- 写真をメッシュのワープツールで円に変形
- クリッピングマスク
- 円にぼかしをかける
- もう1枚背景をコピーして反転、ぼかしをかける
Affinity Photoで写真を開く
毎度おなじみAffinity Photoで写真を開いてください。
宙玉レンズ風の写真を作る上でポイントは中央にメインの被写体があるものが映えます!
日の丸構図万歳!
という事でこれ。
写真のコピー&円の作成
写真(レイヤー)のコピーと円の作成をします。
お気付きかと思いますがこの円が宙玉部分となります。
これを画面中央に移動させます。
中央揃え、上下中央揃えを使えばOK。
写真をメッシュのワープツールで円に変形
まず、写真の横幅を大体で構わないので円の大きさに合わせます。(少し円からはみ出るくらい)
見辛いので背景のチェックは外しておきます。
このまま作業してもいいのですが見辛いので写真を最前面(1番上のレイヤー)に持ってきて不透明度を調整して作業していきます。
メッシュのワープツールで円に変形していきます。
最初に四角を円の縦方向中央部に寄せます。
細長い写真になるので、写真の上辺と底辺をビヨ〜ンと引っ張って円っぽくします。
クリッピングマスクをかけるので大体でOKです。
クリッピングマスクをかける
クリッピングマスクをかけて写真を円にします。
写真のレイヤーを円のレイヤーの背面に持ってきます。
すると円に合わせたクリッピングマスクが作られます。
円にぼかしをかける
このままだと透明球に写った感が全くないのでぼかしをかけます。
「レイヤー」→「新規ライブフィルターレイヤー」→「ぼかし」→「フィールドの深度」の順に選択します。
二重の円と調整メニューが出てくるので外の円の大きさを写真の円に合わせます。(円という言葉が多すぎてややこしい・・・)
内側の円は好みで適当に。
メニューの半径をガッツリ上げちゃいます。
この時の注意点としては「アルファの維持」のチェックは外しておく事。
そうすると中央部から外にかけてボケるので球体っぽくなります。
もう1枚写真をコピーして反転、ぼかしをかける
背景をもう1枚コピーして反転させて、ぼかしをかけます。
今後は「レイヤー」→「新規ライブフィルターレイヤー」→「ぼかし」→「フィールドぼかし」の順に選択します。
またメニューが出てきますので背景のボケ具合をお好みで調整します。
これで完成かな!と思っていたのですがやってみると球体がなんか不自然・・・
球体に影っぽいの付けたらいいんじゃない!?
という事で作業してみます。
それっぽくなりました!
やった事は以下の通り。
- 宙玉とする円より若干大きい黒の円を作る
- ぼかし(フィールドの深度)をかける
- 宙玉とする円の背面に持っていく
以上で完成!
最初の写真の出来上がりです。