おはこんばんちは、chan14です。
今回は写真を鉛筆画のようにしつつ、紙の上に描いたようにする方法を紹介します。
こちらの記事の応用編といった感じです。
目次
Affinity Photoで鉛筆画風にして、紙に描いたようにする方法
早速やっていきましょう。
元となる写真と紙の写真を用意する
前回の記事で次女を使ったので、今回は長女にご協力頂きましょう。
こちらの写真を鉛筆画風にします。
紙はいい感じの写真が手元になかったので、ストックから拝借。
Affinity Photoのストックからpixabayとpexelsの無料で使える画像を検索する事が可能です。
ストックメニューが表示されていない方は「表示」から追加させる事が可能です。
念の為、ストックの表示させるための階層を載せておきます。
素材の準備が出きましたので、作業に入ります。
元となる写真レイヤーを複製、反転
元となる写真を複製して、反転をさせます。
まず、紙のレイヤーは1番下に移動しておき、写真を複製(⌘+J)します。
(⌘+C ▶︎ ⌘+V、または複製したいレイヤーを右クリックして複製を選択でもOK)
複製したレイヤーを反転させます。
ショートカットは⌘+Iです。
レベル、白黒、ガウスぼかしを追加
調整から、レベルと白黒の2つを追加します。
反転していない方のレイヤーを選択した状態で、「ライブフィルター」▶︎「ガウスぼかし」を選択します。
上の写真では、「白黒」を追加し忘れていますが、忘れず追加してください。
「レベル」「白黒」「ガウスぼかし」の3つを追加できたら、紙のレイヤー以外を全て選択してグループ化(⌘+G)します。
ブレンドモードの変更
グループ化したレイヤーを展開して、反転したレイヤーを選択し、ブレンドモードを「覆い焼きカラー」に変更します。
次に、グループレイヤーを選択して、ブレンドモードを焼き込み(リニア)に変更します。
そうすると、背景の紙が見えるようになります。
各種パラメータの調整
続いて、各種パラメータの調整です。
「白黒」▶︎「ガウスぼかし」▶︎「レベル」の順で調整するのが良いです。
まずは、「白黒」の調整をします。
元の画像の色によって、調整が変わってきます。
スライダーを動かしながら、いいところを見つけましょう。
次にガウスぼかしの調整です。
輪郭が少し見える程度まであげます。
上の写真だと、おでこの辺りの髪の毛が見えるようになっています。
レベルの調整。
これは、ヒストグラムのひとつ目の波の辺りまで、黒レベルをあげちゃいます。
シャドウ部を目立たせるためにレイヤーを追加
このままでは、少し線が弱いので、レイヤーを追加します。
元画像の複製を追加して、その中にレベル、白黒を追加します。
ブレンドモードをソフトライトに変更します。
レベル調整で、シャドウ部が目立つように、黒レベルを上げて、白レベルを下げます。
最後に不透明度を下げて完成です。
まとめ
背景となる紙を変える事で、雰囲気が色々と変わって楽します。