先日のファームウェアの更新でX-T3にクラシックネガが実装されるのを期待していたchan14です。
しかしながら、実際にはその期待には応えてもらえませんでした(T.T)
お金があればX-T3からX-T4に買い替えてしまう手もありますがそんな大金はございません。
Capture One(RAW現像ソフト)でクラシックネガが使えるというのと、クラシッククロームでクラシックネガに似たプリセット設定が出来るというのも目にしたのを思い出したので試してみました。
価格:204,499円 |
Capture One Express for Fujifilmの検証
まずは下のURLからCapture One Express for Fujifilmをインストールします。
https://www.captureone.com/ja/products-plans/capture-one-express/fujifilm
今回は単純にフィルムシミュレーションの確認なので上の画像の赤で囲まれた部分だけを変更して比較確認をしてみました。
クラシッククロームでの比較
クラシックネガに対応しているX-T4、X-Pro3、X100Vのいずれも保有していないので、まずはカメラのクラシッククロームとCapture One Express for Fujifilmのクラシッククロームを比較してみます。
FujiFilm CLASSIC CHROMEを選択して現像、エクスポートします。
若干の違いはありますが非常に近い表現となっています。
1枚だけでは少し検証が足りないのでもう少し比較してみます。
数枚見る限りではカメラとCapture One Express for Fujifilmで大きな差異はないような気がします。
クラシックネガ で現像してみる
Capture One Express for Fujifilmでのクラシッククロームがある程度、カメラの出力に近いことが確認が出来たところで、クラシックネガ で現像をしてみました。
比較してみるとシャドウ部が少し持ち上げれて、赤みがかった色になっているような・・・
細かい事を無視すれば、昔のフィルムっぽく、家にある古い写真に近づいたように見えます。
割と好きな雰囲気ではあります。
これも先ほどと同じ写真で現像をしてみました。
ん?後ろの小屋と木の輪郭が白くなってしまった・・・
これは良い感じですね。
まとめ
実際にクラシックネガが使えるカメラを持っていないので再現性はわかりませんが好きな雰囲気の写真が現像できることはわかりました。
ただ、そのままだとハイライト部の色が白くなってしまう(?)ようなので多少の調整は必要になりそうです。
次回はカメラの現像設定でどうなるかをFUJIFILM X RAW STUDIOを使って検証してみます。