おはこんばんちは、chan14です。
さて、今回は上の写真のように、古い白黒(モノクロ)写真をカラーにする方法をご紹介します。
目次
Affinity Photoで白黒からカラーにする方法
まずは、白黒の写真を用意します。
今回はこちらの写真を使っていきます。
約60年前の写真です。
モデルはマイマザー、本人にバレたら怒られそうです。
話が逸れましたが、用意する写真は出来るだけ真っ直ぐ撮った方が良いです。
可能であればプリンタについているスキャナなどで撮ってください。
しかし、今回はあえて、傾いた状態から、真っ直ぐにするところからの編集方法をご説明します。
「真っ直ぐの写真を用意したよ!」という方は飛ばして、次項の「長方形ツールで色を足す」にいってください。
パースペクティブツールで傾きを修正
Affinity Photoで写真を開いて、傾きを修正する手順です。
選択ブラシツールで元の写真を選択して、選択範囲を複製(⌘+J)します。
元画像を非表示にして、複製したレイヤーを選択した状態で「パースペクティブツール」を選びます。
4つの点を動かしながら、写真が真っ直ぐになるように調整します。
真っ直ぐに出来たら、適用をクリックして、傾きの補正は完了です。
これで、カラーにする前準備が出きた状態です。
白黒からカラーにする
本題の白黒からカラーにする手順です。
まずは、赤ちゃんの肌の色から足していきましょう
長方形ツールで色を足す
肌っぽい色で、赤ちゃんが隠れるように長方形を作ります。
色は後から変更出来るので、なんとなくでOKです。
先ほど作った長方形のブレンドモードを「ソフトライト」に変更します。
すると、元の写真に色が足されます。
このままでは、余分なところにも色がついているので、マスクをかけます。
長方形にマスクをかける
白黒写真のレイヤーを選択して、選択ブラシツール(ショートカットはW)で肌となる部分を選択します。
肌が選択できたら、長方形のレイヤーを選択し、マスクレイヤーをクリックします。
これで、肌となる部分だけに色がつきました。
変なところがあった場合は、マスクレイヤーを選択してブラシツール(B)で調整します。
ブラシの色が白は色をつけたいところ、黒は色をつけないところです。
上の写真だと、髪の薄いところは白で塗って、目は黒く塗ります。
これで、色が足された範囲は良いでしょう。
次は移動ツールで長方形を選択して、色の調整をして肌色っぽくしていきます。
こんな感じですね。
あとは他の部分も同じ要領で色を足していきます。
完成
他も色を足したら完成です。
完成と言いつつ、背景がゴチャゴチャしているので、そちらは挫折・・・
もう少しシンプル、かつ解像度が高い写真を使えばもっと綺麗に出来ます。
こんな感じの写真は簡単です。
まとめ
白黒の写真をカラーにしたい!って場面は正直あまりないですよね。
しかし、家に眠っている古い写真やRAWデータが残ってないデジカメの写真をカラーにしておけばよかったな、という時に試してみてはどうでしょうか。