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【Blender3.2】必須アドオン「Node wrangler」の使い方

おはこんばんちは、chan14です。
Blenderで制作したモデルに色や質感をつけるために使用されるマテリアル。
そのマテリアルを設定するのに超便利で必須とも言えるNode wrangler(ノードラングラー)の使い方を写真と動画を交えて紹介します。

https://youtu.be/TuDyMa1545o

YouTubeでもNode Wranglerの使い方を紹介しています。

マテリアルについての基本はこちらで解説しています。

合わせて読みたい
【Blender3.1】色と質感は自由自在?マテリアルの使い方

続きを見る

目次

アドオン「Node wrangler」を有効化する

Node wranglerを使用する為に、まずはアドオンを有効にします。

「プリファレンス」▶︎「アドオン」▶︎検索窓に「node」と入力すると出てきますので☑︎チェックを入れて有効にします。
これで準備はOKです。

Node wranglerの使い方

それでは、Node wranglerの使い方を見ていきす。
Node wranglerはシェーダーエディターで活躍するアドオンになりますので、ヘッダーから「Shadin」タブをクリックして表示を切り替えましょう。
使用頻度が高そうなものから順番に紹介していきます。

使用頻度高め!覚えておくと便利なショートカット4選

まずは覚えるべき優先順位の高い5個のショートカットをご紹介。

リアルな質感を一発再現「Ctrl+Shift+T」

これの為だけにでも有効にする価値があると言っても過言ではないでしょう。

  1. プリンシブルBSDFを選択
  2. 「Ctrl」+「Shift」+「T」
  3. 新しいウインドウが開く
  4. テクスチャを全て選択
  5. 「Principled Texture Setup」をクリック

これで一発でリアルな質感を再現するテクスチャを貼ることが出来ます。
テクスチャの詳細、ダウンロード先については下記ページで解説しています。

合わせて読みたい
【Blender3.1】簡単にリアルな質感(木、石、皮等)を再現するテクスチャの使い方

続きを見る

テクスチャ座標とマッピングを一発表示「Ctrl+T」

単独のテクスチャを貼っている場合などに有効。

テクスチャ(茶色の帯のノード)を選択した状態で「Ctrl」+「T」でテクスチャ座標とマッピングが追加されます。
これがないと「Shift」+「A」で一つづつノードを追加する必要があります。

どのように見えるか確認するプレビュー「Ctrl+Shift+左クリック」

段階的にどのような役割を果たしているかの確認をしたりするのに便利なプレビュー。


各ノードの上にカーソルを合わせて「Ctrl」+「Shift」+「左クリック」でプレビュー表示されます。
上の動画ではマテリアル出力となった状態から「レンガテクスチャ」▶︎「チェッカーテクスチャ」▶︎「ミックス」とプレビュー表示をさせ、最後プリンシブルBSDFでマテリアル出力となっています。

ミックスを自動で出す「Ctrl+Shift+右ドラッグ」

2つのノードを繋ぐ時に使うミックス。

CtrlとShiftと右クリックを押しながらミックスさせたい2つのノードの上をドラッグさせるとミックス出来ます。
これがないと「Shift」+「A」でミックスを追加する必要があります。

たまに使うかな?その他のショートカット

個人的にはあまり出番のないショートカットですが、使い方によっては出番が多いかも!?

ノードの接続「⌥(alt)+右ドラッグ」

⌥(alt)と右クリックを押しながらドラッグでノードを接続してくれます。

使用していないノードを全て削除「⌥(alt)+X」

「⌥(alt)」+「X」で使用していない(出力に影響しない)ノードをまとめて削除してくれます。

接続を切り替える「⌥(alt)+S」

「⌥(alt)」+「S」で接続を切り替えます。

入力側を接続したまま出力側だけ切断、移動「⌥(alt)+Shift+D」

「⌥(alt)」+「Shift」+「D」で出力側だけ切断してノードを移動させられます。

数式の追加「Ctrl+Shift+"+" "-" "*" "/" "." ","」

「Ctrl」+「Shift」+「+」:数式の追加
「Ctrl」+「Shift」+「-」:数式の減算
「Ctrl」+「Shift」+「*」:数式の乗算
「Ctrl」+「Shift」+「/」:数式の除算
「Ctrl」+「Shift」+「.」:数式の大きい
「Ctrl」+「Shift」+「,」:数式の小さい

ミックスの追加「Ctrl+⌥(alt)+"+" "-" "*" "/"」

「Ctrl」+「⌥(alt)」+「+」:ミックスの追加
「Ctrl」+「⌥(alt)」+「-」:ミックスの減算
「Ctrl」+「⌥(alt)」+「*」:ミックスの乗算
「Ctrl」+「⌥(alt)」+「/」:ミックスの除算

数式やミックスのモード変更、係数変更「⌥(alt)+"↑" "↓" "←" "→"」

「⌥(alt)」+「↑or↓」:モードの切り替え
「⌥(alt)」+「←or→」:係数の変更
「⌥(alt)」+「Shift」+「←or→」:係数の微調整

おまけ Node wrangler無しでも使えるショートカット

Node wranglerを有効にしないでも使えるショートカットも紹介します。

接続したノードを切るカット「Ctrl+右ドラッグ」

繋いだノードを切ることが出来るカット。

Ctrlと右クリックを押しながらドラッグでノードの接続を切ることが出来ます。
これがないと接続された先を左クリックで摘んで離す必要があります。

接続されたノードから切り離す「⌥(alt)+右ドラッグ」

部分的にノードを切り離します。

⌥(alt)と右ドラッグで前後の接続はそのまま、部分的にノードを切り離すことが出来ます。

まとめ

合計13個のショートカットを紹介させて頂きました。
全て覚える必要はありませんが、3つ、4つ覚えると作業性が上がるので是非お試しください。




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